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フランクフルトの夜 "りんご酒名物の老舗居酒屋"

次は、何を書こうかと考えていましたが・・・
  
    早速 "食べる編" に入ることにしました~  

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26/N0V/2006 夕方~夜

さてさて、フランクフルト到着やいなや町歩きをスタート、夕暮れのマイン川沿いの
ムードに酔いしれ・・

    ”あぁ、なんてロマンチック” とステキ気分に浸ったのも実はつかの間。

本当のところ・・・

    なんと・・・空腹で倒れそうでした。 (なんてこと)

BADEN-BADENから移動してきたこの日。タイミング悪く、昼食をとる時間を逃して
しまい、ここまで引っ張ってしまったのでした。

で、川沿いを歩きながら、実は、目指す場所があったわけです。

その場所とは・・・
フランクフルトの夜 \"りんご酒名物の老舗居酒屋\"_a0067063_16442362.jpg

         ~ Adolf Wagner (アドルフ・ヴァーグナー) ~

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       Adolf Wagner (アドルフ・ヴァーグナー)
       営業時間: 11:00~24:00
       Add: Schweizer Str. 71
           D-60594 Frankfurt am Main
       Tel: +49 (0)69 / 61 25 65
       Fax: +49 (0)69 / 61 14 45
       E-mail: info@apfelwein-wagner.com
       Web: http://www.apfelwein-wagner.com/ (独語、英語)
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創業1931年、伝統的Apfelwein(りんご酒)の居酒屋。
ここねー、と店の中を覗いたそばから、ドイツの居酒屋的空気ムンムン。
(て、どんなだ)
そうですねー。入口付近では、常連らしき客たちが立ち飲み。
店内には、長テーブルに長椅子。相席は普通。
隣り合えば、挨拶を交わし、当たり前のように乾杯!
”お酒と料理を気軽に賑やかに楽しむ”、という目的を同じくした人々の集まりが
醸し出す気取りない和気藹々な空気。

そんな空気に引き寄せられるように中へ。 (もう空腹も限界だし)

それでは、ご一緒に・・・




「空いている好きなところに座っていいよ。」
そう言われ、近くの長椅子に腰掛け、相席のカップルに挨拶。

早速、渡されたメニューをめくり、下調べのアンチョコをもとに料理をチョイス・・・

・・・と、その時、突然こちらに詰め寄ってきた隣のおじさま。

「フランクフルトではねー。これを食べないとー。」

フランクフルト料理のお勧めを力説。

で、おじさまのお勧めそのまま注文。 (その力の入り具合に押されたもんで)

先ずは、アップルワイン、そして、おじさまの一押し・・・
フランクフルトの夜 \"りんご酒名物の老舗居酒屋\"_a0067063_17303876.jpg

             ~ Handkase mit Musik ~

Handkase mit Musik
  Handkaseというフレッシュチーズをオイル、ビネガーで味付け。
  刻み玉ねぎを添えての一品。
  これ、いけます。(おじさま、ありがとー。)
  一緒にいた奥様も強く勧めただけあり。また、食べたい。
  注文すると、黒パンとバターもついて来ます。
Apfelwein  
  りんご酒。
  話のタネに注文。評判通り・・・イマイチ。
  時間がたってもなぜかグラスの中身が減らない・・不味くはないんだけど。
  そう言えば、シードルも日本では不評でした。
  (因みに、ドイツと言えどもこの店にビールはありませんので、ビール好きの方は
  ご注意を。)

フランクフルトの夜 \"りんご酒名物の老舗居酒屋\"_a0067063_17294444.jpg

             ~ フランクフルト ソーセージ ~

Frankfurter
  まぁ、フランクフルトに来たからには、取り合えず食べようと、ということで。
  添え物は、お馴染み、Sauerkraft (ザウアー・クラフト)。

フランクフルトの夜 \"りんご酒名物の老舗居酒屋\"_a0067063_173108.jpg

            ~ 豚のスペアリブのグリル ~

Gegrilltes Leiterchen mit Sauerkraut
  ドイツ料理と言えば、やっぱり豚肉。
  お肉そのままの味を味わいたいってことで、注文。
  運ばれてきたときには、その量にビックリ。
  (立っている旗には、値段が。€9.2!)
  でも、結構食べられました。
  香ばしいパリパリの皮、ジューシーなお肉。
  これもザウアークラフト付き。(こんなに食べられないんだけど。)

と、こんな夕食。こんなに食べて、値段は実にお手ごろ。満足、満足。
隣のドイツ人夫妻とも会話がはずみ、楽しいフランクフルト居酒屋体験となりました。
ところで、このご夫婦、よくよく聞くとフランクフルトから少し離れた田舎町にお住まい。
この店のアップルワインと料理だけを目的に、日帰りでやってきたとのこと。

そういうのって、なんかいいですよね。

そう言えば、ミュンヘンでもビール・バーで相席した親子に話しかけられ、会話を楽し
んだっけ。
ドイツ人ってとっても硬いイメージを勝手に持っていたのですが、実は、社交的?
まだまだ知らないことだらけの、ドイツです。
by europa_co | 2006-12-09 18:56 | ◇ 旅&グルメ (ドイツ編)
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